我々は皆対等な関係にあります。それは、スピリチュアル的には全ての人が初めから完全な存在であると考えるからです。ですから教える者と教えられる者とに分かれるということは、彼らの上下関係を意味するわけではなく、伝え合う契機に過ぎないのです。それを忘れて偉そうにアドバイスするのは好ましくありません。教える側も相手から学ばせてもらうという意識で臨むのが丁度よいでしょう。お互いの意識が似通うことで、ポジティブなエネルギーも活発に循環します。
 教える時、相手の反応に敏感であることは大切です。相手が拒否反応を示す時は、自分の傲慢な態度に起因している可能性があります。自分が教えられることなど大したものではないという心持ちを大事にして下さい。人間の本質はそう簡単に伝えられるものではありません。我々にできることは相手を温かく抱きしめ、その人の才能を活かせるように助けることくらいしかありません。それが教えることであり、育てることなのです。因みに英語で言う「education」とは、「引き出す」という意味が語源です。引き出すというくらいですから、やはり誰しもが潜在能力を持っているのです。
 教えられる側に回った時、相手に頼り切ろうとせず、自分がスピリチュアル的にどのような存在であるのかを思い出してください。そうすれば必要以上に自己卑下することも無くなります。子どもの場合は自然とそのような態度で臨んでいるのではないでしょうか。大人になるにつれて、徐々に自分の限界を自分自身で定めてしまうものです。社会人として成長するのも、子どもが大人になるのと本質的には変わりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です