木々や、人を見つめているのは、単なる人間以上の、深い存在です。「意識」が、その創造物を見つめているのです。聖書にはこう記されています。神は世界をお造りになりました。そして、世界はなんと素晴らしいのだろう!神はそう思ったと。考えることなしに、静止の状態から物事をながめるなら、あなたも神とまったく同じように感じるはずです。もっと知識が必要でしょうか?もっとたくさんの情報を収集すれば、世界を救えるでしょうか?あるいは、もっと高速のコンピュータがあれば、もっと科学的解析、あるいは知的分析をすれば、世界を救えるでしょうか?それよりも、いま人類がもっとも必要としているのは、叡智ではないでしょうか?では、叡智とは、いったいどんなもので、どこを探せば見つかるでしょう?叡智は静止することによって、身につけることができます。なにはともあれ、見つめてください。耳を澄ませてください。それ以上、なにも要りません。静止していること、見つめていること、耳を澄ますことによって、あなたの中に眠る、観念でない叡智を呼び覚ますのです。静止の次元に、言葉と行動を導いてもらうのです。叡智とは、スピリチュアルコーチングを通して、呼び覚ますものであると言えるでしょう。ほとんどの人たちは、自らのつくる思考という檻の中で、人生の大半を過ごします。過去によって条件づけられた、自らがこしらえる狭い「偽の自己」の枠を超えることができないまま、一生を終えてしまうのです。人間の中には、思考よりもはるかに深遠な意識の領域が存在します。そして、それこそが、「本当の自分」の本質なのです。それは、スピリチュアルコーチングの探す人間の本質なのです。